Kei's mecha factory

RC、ロボット、動く模型で遊ぶ!

超リアルなフライトシミュレータ「Flight VR」 スマホでお手軽3Dヘッドトラッキング

スマホを使ったお手軽なバーチャルリアリティが進化してます。

バーチャルリアリティ(VR)=仮想現実=「3D+ヘッドトラッキング

これを使った本格実機フライトシミュレータがコチラ「Flight VR

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.refugio3d.flightvr&hl=ja

デモ版は120秒の時間制限あり

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.refugio3d.flightvrdemo

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飛行機の操縦では旋回時など首を上下左右に大きく動かして目標物を追う場面が多く、固定ディスプレイではどうしても不満が残りますが、VRだと非常にリアル!

飛行機好きなら試してみる価値ありの一品です。

という訳で必要な物は「スマホ」「ヘッドマウントゴーグル」「ゲームパッド

スマホタブレット)はジャイロセンサーが必須。

ディスプレイが小さいと視野が狭くて解像度も粗くなるので大きい方が有利。

(6~7インチがオススメ)

手持ちのスマホPriori2はジャイロセンサーが足りず左右方向が無反応で、また4.5インチ854x480のディスプレイでは計器も読めず断念、7インチのNexus7-2013を使用。

ヘッドマウントゴーグルはスマホとレンズを眼前に固定するだけの簡単な物で、段ボール製なら¥1000程から。

今回は100均グッズ製ヘッドマウント「FakeLift」もどきを自作。

(「FakeLift」考案者のkinneko氏に感謝!)

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7インチ用ヘッドマウントの市販品は見当たらないので今のところ自作するしかないようですが、スマホに比べ大きな画面による広い視野角と高解像度(7インチ1920x1200)により、「小窓から覗いている感」の無いリアルな視界が得られます。

今回の制作にあたってテーマは下記4点。

〇左右レンズ間隔を調整しやすい事。

〇レンズと画面の間隔を変えてのピント調整がしやすい事。

〇取り付け剛性の高い透明平板部に支持フレームを固定する。

〇遮光カバーを付ける。

7インチタブレットを使うにあたり不安だった点として、両目の間隔よりも2分割3D画面間隔の方が5mmほど広いという事。(眼間70mm、ディスプレイ横幅151mm)

しかし実際は左右レンズの取り付け間隔で調整できる範囲内であり、全く問題無しでした。

(という訳で、ここを調整できるようにする事は重要)

スマホサイズならレンズが無くても平行法を練習すると立体視が出来ますが、レンズを通すと特に意識する事なく簡単に立体視ができます。

裸眼視力が0.1程度とかなり近視ですが、レンズと画面の距離を調整できるようにしたところ裸眼でもメガネでも対応可能でした。

操縦するためのゲームパッドは「ipega PG-9025」をアマゾンで購入、送料込み¥2800。

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Bluetoothのペアリングも問題なく、アナログスティックの操作性も十分。

(ルート化は不要。ソニーのExperiaなら標準でPS3、4のコントローラーが使えるようです。)

場周飛行なんかは常に滑走路を見ながら操縦できるのでリアル。

もし空戦ができれば臨場感満点でしょう。

このアプリは機種やシチュエーションが固定ですが、このジャンルの今後の発展が楽しみです。