連休
連休はいろいろありましたが、RCにも少し時間が取れたので幾つか飛行テスト。
まずはPulamaでOpenAero2、Alpha版のテスト。
このバージョンでは3つのPIDチャンネルがリモート切り替え可能になっています。
3軸ノーマル、3軸AVCS、混在、これらのリモート切り替えがしっかり機能しました。
実際に設定し飛ばしてみて、気になった所を開発者に報告。
で、3軸ジャイロモード(3軸AVCS)でフライトした動画を撮ってみました、風は3m/sほど。
OA2搭載機は短時間のテストばかりであまり飛ばしこんでいませんが、ちょっと慣れてきたような。
風が乱れている中でも、手放しナイフエッジからラダーを入れるだけで簡単にホバリングに入ります。
ロール軸もAVCS制御が入っているので偽トルクロールではエルロン操舵を入れていますが、軽量機でこの風の中では自然回転は安定しないのでAVCSを入れた方が綺麗な気がします。
こちらは以前撮ったジャイロ無しの動画、ほぼ無風。
次にデコパネオスプレイ。
転換テストに向けてエルロンとラダーのジャイロ制御をAVCSからノーマルに変更。
屋内では良かったものの屋外ではゲインが低すぎたのかロール軸の安定が弱く、数回試したところで少しハードにランディングした時に主翼カーボンスパーが折れて終了、ここはダメージが蓄積していたようです。
この感じだとホバリングではロール軸にAVCS制御を掛けたいところです、モード切り替え可能なOpenAero2新バージョンをテストしてみたいと思います。
最後にPhoenix2000。
バタフライミキシングによるエアブレーキを使った着陸の動画を撮影してみました。
最終進入高度や風に合わせ、バタフライ開度や蛇行機動でパス角を調整。
障害物があって風速の変動もあり少々難しい状況ですが、バタフライ開度をスティックで操作できる機体なら楽チン。
Kei寅ミキシングによりリンケージ一杯までバタフライを開いた状態でもエルロンは良く効きます。
バタフライオープン時の滑空降下角度は無風で10度位のようです。
(バタフライを閉じたら2度位でしょう)
垂直上昇可能な仕様なので離陸時に多少追い風でも問題無いですね。
ノーマルに比べ推力で約2倍までパワーアップしていますが、塩ビ胴体の強度は大丈夫なようです。
(EPO製でスケールキャノピー開口部も大きいASW28では、大パワーを掛けたら胴体が折れるでしょう)
それとテレメトリー高度計のセンサーにカバー(食器洗い用スポンジをカットした物)を装着したところ数値の乱れが減少。
しかしOpenTXのオーディオバリオ機能でサーマルを検知するにはまだ至らないようです。
夕方120mの高度でモーターオフして「高度が落ちないな~」と思いながら旋回していたらそのうちサーマルに乗り170mまでグングン上昇、そこまでにしてスパイラル降下。
ここ数回の飛行では毎回サーマルに乗れてますが、Phoenix2000改の機動性とテレメトリー高度計によりサーマルの取りこぼしはかなり減ったように思います。